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身の丈カーはフィアットパンダ [車]

我が家の愛車はFIATのPandaです。あまり見たことないですよね。僕もあまり見たことないです。わざわざこんなへんてこな車を買ったのは我が家の車庫があまりにも小さいので普通車で日本で手に入る一番小さい車を探したらこれになりました。乗って3年目。はっきり言って相当おもしろいです。乗っていて楽しいとはこのことではないでしょうか。仕事柄たくさんの車に乗りますがパンダを超える車をしりません。それくら楽しいです。禁断のイタ車コンパクトってところでしょうか。さて子育てカーとしてのインプレッションです。子育てカーといは当然Emiriママがメインの車ということです。Emiriママはペーパードライバーに毛が生えたくらいの運転履歴です。運転は下手&嫌いの部類に入りますが子供たちのために運転せざるを得ないということでそうでなければできるだけ乗りたくないということです。最初このへんてこな車にしようと言ったときは「日本で一番小さい車」っていうので好印象でしたがいざ試乗したら急変。このデュアロジックという日本ではあまりなじみのないツーペダルマニュアルというギアに面食らって「絶対いや」「怖い」となってしまって険悪な雰囲気にまでなってしまいました。でも絶対この車が気に入るから3ヶ月我慢して乗ってみようって説得して購入。そして今は「パンダ以外は考えられない」くらいのこの車のファンになってくれました。自分もそうですがかなり乗らないとこの車のよさはわかりませんが、慣れた頃にはもう普通のオートマ車とか大きい車とかには戻れなくなっている自分に気づきます。



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1200ccで60馬力。はっきりいって非力ですが全然それを感じません。絶対パワーってなんでしょうか。この馬力でも実に力強く感じます。特に2速がめちゃめちゃねばるので低速時の切れのよさは高出力な車よりもあるように感じます。全長全幅は軽よりちょっと大きい程度。車高は軽自動車よりも低いです。車内も狭いです。でも家族四人で乗るととっても楽しい雰囲気になりますよ。天井はガラスです。前側のサンルーフは開きます。運転はデュアロジックの癖をつかむまでそうとうぎくしゃくして面食らいますが慣れたらこれほど快適なギアはありません。ほとんどマニュアルで使っています。Emiriママもそうです。そして小さいので狭い逗子の町を道幅いっぱい使って走ることができます。駅の裏の狭い道を朝えみちゃんを送って行くときは歩道のないこの道から駅に向う人たちがあふれていますがパンダは右寄りに走ればそれほど危険を感じずに通過することができます。いやいや快適。こんなチビくるまですがイタ車にのっていると思うとラテンの血というかなんだか楽しくなります。
さんざん悩んでかったパンダですが思った以上に大満足の車です。この車で何度も何度も何度も何度もえみちゃんの病院に通いました。よく走ったなぁって思います。家族の一員のようなパンダです。


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ちなみに我が家がパンダを買った直後くらいに日本での新車の扱いはなくなってしまってもう手に入りません。この型のパンダの最終型をぎりぎり手にいれることができました。本国では新型がでているようですが日本に来るかどうかわかりません。サイズもちょっと大きくなったみたいですしこのパンダがやっぱり一番かな。中古でパンダを考える場合はディアロジックの劣化を十分にチェックしてください。このブログがお役に立てば幸いです。

写真はパンダが我家に来た日に湘南国際村のカフェまりんにて。
http://tabelog.com/kanagawa/A1406/A140601/14007601/

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